ここまで使えるようになると、実際の売買でリスクを軽減したエントリーとエグジットが可能になります!
※フィボナッチの詳細は次のラインの項目で説明しますが、ただ引けばよいというものではなくフィボナッチにも理論があります。
→このページではダウ理論とエリオット波動原理とフィボナッチ。
「3つの理論の組み合わせ方」を図解してご説明しました。
上のチャートは動画「フィボナッチの使い方 how to use fibonacci」のシーンを切り取った画像です。
→この動画は、応用講座(フィボナッチの神秘)でご覧になれます。
動画の中で、ダウ理論とフィボナッチを使った売買例をご説明しました。
フィボナッチは天底や山と谷を使って引くものなので、高値安値の切り上げ切り下げというダウ理論との相性が良いのです。
ダウ理論は切り上げるか切り下げるかが重要だとお話しました。
「安値を切り上げれば、次は高値を切り上げるのではないか?」という想定の元で次の値動きを考えます。
そして、いつか切り上げも終わり、次は高値切り下げになる。
その時は「次は安値を切り下げるのではないか?」という想定の元で売っていくことになります。
※先に安値を切り下げてから高値を切り下げることもあります。
ダウ理論でブレイク手法※を使った売買をすると
「アップトレンドが完成した高値切り上げで買う」
「ダウントレンドが完成した安値の切り下げで売る」となります。
※ブレイクアウト…高値越えで買う トレード手法の種類の項目で説明しました
ですが、それで本当に良いのでしょうか。
このチャートでは切り上げた後、すぐに押し目を作りに行っています(しかも結構深い・・)。高値ブレイクで買っていれば、損失となります。
→つまり「押し目買い」を行うわけですが、フィボナッチの値位置が分かっていると上手く行きやすいです。
エントリーとエグジット。両方とも、フィボナッチで値位置を把握出来ます。
あまり知られていないようですが、
上昇目標値もフィボナッチで算出可能。よく知られているのは押し目買いの値位置ですね。
→押し目買い(エントリー)をして→目標値でエグジットする
ダウ理論では損切り位置は決められます。
アップトレンド(高値安値の切り上げ)なら買う、という売買の方向性も決められます。
ただし、エントリーとエグジットの値位置は決められません。
売買する時、我々に可能な行動は
「どこで入ってどこで出るか」、そして「何枚買うのか」だけ。
このエントリーエグジットが明確ではないので、
ダウ理論だけでは売買は成立しないのです。
ダウ理論の高値安値の切り上げの話はあくまでも、環境認識と値動きの方針(導いてくれるガイドライン)のようなもの。
このような認識が良いでしょう。
ダウ理論と同時に、エリオット波動原理についても考えることが出来ます。
そしてフィボナッチを同時に引けば、押し目で買えます。
この図は「5波まで上げてC波へと下落」する基本的な形。C波を終えた時、安値を切り上げたので次の高値へ向かっています。
この3つでトレードが出来るというのはこのような意味です。
→エリオット波動原理をガイドラインに、ダウ理論の高値安値切り上げ切り下げからフィボナッチを引く。
※押し目の値位置はいつもフィボナッチです(フィボナッチで跳ねる)。
ダウ理論とエリオット波動原理。この2つは同時に考えることが出来ます。
ですが、それが分かったとしてどの値位置で買えば良い?
やはりそれこそが、実際の売買で必要な知識。
どこまで下落するのかが分からないと買えない(笑)からです。
私はフィボナッチの専門家なのでフィボナッチを使ったトレードをオススメしていますが、そのフィボナッチを使うために必要なのが「ダウ理論」だったりします。
フィボナッチの横のライン(水平線)は2つあります。
フィボナッチリトレースメントとフィボナッチエクスパンション。
※トレードツールまとめのページに7個の記事があり、その内の基本の2つが上のボタンです。
また、上のチャートは
動画「フィボナッチの使い方 how to use fibonacci」のシーンを切り取った画像です。
動画の中で、ダウ理論とフィボナッチを使った売買例をご説明しました。
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スリースタータードットジェーピーではライントレードを長年教えて来ました。
得意なのはフィボナッチとギャンを使ったライントレード。
水平線やトレンドラインについては完全な専門分野からは少し離れますが、ご容赦下さい。
→次はこちら。
ラインについて
※まだ読んでいなければエリオット波動原理についても読んでみて下さい。