順張りの心構え

マーケットフォロワーになろう!

最後は「安全なところで入って、安全なところで出る」順張りのトレーダーが勝つのです。

だからこそ、マーケットフォロワーは多い。そしてその人数が多ければ…

マーケットフォロワー

強い勢力の側に付く。

順張りの心構えとして、「買う人が多い方に付く」というものがあります。

 

これはごく当たり前の事ですのであえて言う必要もないのですが、

売買量が多い側に有利にレートは動きます

そのため、買う人が多い側に付いた方が利口。

 

けれども、ここで一つ疑問に思われるはずです。※そうでなければ大衆の一部となるでしょう。

 


誰が買うの?誰が買っているの?

  • 個人投資家だけが買っているのでしょうか?
  • そして、多くの個人投資家は勝っているのでしょうか?

答えはNOです。

 

レートを動かして、または、そこまででなくとも

値動きを一番上手く渡り切るトレーダーは

莫大な資金を動かせる機関投資家や銀行などの企業ですよね。

 

時には国が介入する事で生まれる値動きもある事を、あなたはご存じのはずです。

例えばGPIF日銀などが保有する資産(米ドル・債券・株など)の運用が我々個人より下手なわけがありません。

そして、その売買でチャート自体が動く。

 

急に莫大な資金の投入で反転する市場も幾つも目撃して来ませんでしか?

 

それは個人トレーダーのなせる業ではありません。

お金のある企業、または国。

このどちらか。

では、どちらにしましょう?

  1. 自分と同じような大衆に付いて行く
  2. 銀行や機関投資家や国に付いて行く

 答えは明白ではないでしょうか。

 

「最後は安全なところで入って、安全なところで出る順張りのトレーダーが勝つのです。

だからこそ、マーケットフォロワーは多い。そしてその人数が多ければ…」

と上に書きましたが、一つ間違いがあります。

 

正確には人数ではなく金額でレートは動きます。

 

烏合の衆より、大金持ちです(笑)。

 

個人の金持ちより、多くの場合・・・それは大手企業や国家の関連組織。

 だからこそ、銀行や保険会社や証券会社、その他諸々のビッグマネーの動向こそが重要なのです。


対策はあるのか

「大手企業がいつどの市場を買って来る?」という情報はあまり公開されません。

しかしながら、分からないとは言え、例えば

  • デイトレードなら欧州市場が開いてから欧州勢の動向を見て付いて行く
  • 輸出企業の換金のタイミングを狙う
  • 45日ルールを上手く使って利食いして逃げる

 

など方法は幾らでもあります。他に株価指数ならSQ日を利用します。

ご自身で勉強してみると良いでしょう。

  • 45日ルールとは何か?
  • ゴトー日とは何か?
  • 日本市場・欧州市場・米国市場で流れは変わるのか?何時に?

 

 ※デイトレードについては次のコラム「デイトレードのコツ」で!

値が動けばチャートに現れます

 

または、値が動けばチャートに現れますので

  • そのチャートパターンから見抜く
  • 自分のトレードルールを値動きに沿ったものにする

という方法もあります。

 


スリースタータードットジェーピーで教えているトレード手法は、実際の値動きの検証から生まれたもの。

つまり、値動きに沿っているので
そのルールを覚えてエントリーエグジットしてもらえれば良いという事になります。

 

前の記事でご紹介した『値動きのルール2』は自分勝手なルールではなく「値がそう動く」というルール。
FIBO&GANNライントレードマニュアル』というコースにも含まれています。

※そしてこのコースで購入すると、45日ルールの話だとか、そういった細かな話も読めます。

FIBO&GANNライントレードマニュアル
FIBO&GANNライントレードマニュアル

まとめ

ビッグマネーの動向に気を付けながらも、

 明確なトレンド継続の可否が分かり、明確な利食い目標値のあるトレード手法を使えば良い!

 

フィボナッチを正しく使えるようになれば、驚くほど自分が引いた目標値で相場が反転する事に気が付き、どこで利食いすれば良かったのかも分かるようになるでしょう。

それが彼ら(大手)の「指値による売買」だと気付いた時、"ある値位置"で反転する意味が理解出来るはず。

ではその値位置とは幾ら?

反転する可能性が高い値位置はフィボナッチのある値位置です。

 

 

→フィボナッチを理解すればトレンド途中で下落して来たとしても、良い値位置で押し目買い出来る可能性が高い。

とご理解頂けたのではないでしょうか。

長くなりましたが、お読み頂きありがとうございました。


極意書 フィボナッチトレーディングの進化論⋰ プレミアム版
著書はこちら

以上で順張りの話は終了とさせて頂きます。

 

※本当に順張りの話だったと言えるのかは微妙なところですが(笑)、逆張りトレーダーの言う事ですのでご容赦下さい。逆張りの話は一つ前のコラム「逆張りのコツ」で!

 

機関投資家が買う流れにタイミングを合わせて乗る!

 そのために、買い指値を置くであろう値位置を知っていれば反転ポイントが分かり、押し目買いでトレンドに乗れる可能性が高いという話でした。

デイトレードのコツ
デイトレードのコツへ

(あらまし)デイトレードにはデイトレードの理屈がある。
理屈を理解すると方向性が分かるだけでなく、その日の利食い目標やエントリーすべき値位置が分かります。デイトレードをするなら様々な方法がありますので考えてみましょう。



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