逆張りのコツ
トレードのコツの1つ目。
逆張りのコツ・心構え・考え方。逆張り家になろう!
逆張りについて
逆張りで最も重要な観点は利食いです。
最初に言っておきます。
逆張りは利食い命。
これは「逆行する方向にポジションを持つ」という前提からご説明出来ます。
- 時間と共に収益が増え、値幅が伸びるのが順張り。
- 時間と共に収益が減り、ポジションがマイナスになるのが逆張り。
トレンドは、最終的な目標値に到達するまで続きます。
しかしその前に、山と谷を作って上下しますよね。
トレンドが上だとしても「下がっている時には売りたい!」こう考えるのも自然な事かと思います。
ですがどうでしょう。
トレンドが上なら、最終的には上に行くわけですよね?
上昇トレンド途中で売っていたとして、最終的に勝つのはどちらでしょうか。
買いポジションのトレーダーと、売りポジションのトレーダー。
答えは明白で、
買いポジションのトレーダーです。
これが逆張りは利食いが命、と言った理由です。
逆張りしても良いのです。
ただ、
これだけを守って頂けるのであれば、これから逆張りをした時の成績はまるで違ったものになるでしょう。
利幅を伸ばそうとしなくて大丈夫です。
ポジションを取った後でうっかり寝てしまったとしたら負けるわけですから。
そうですよね?
時間が不利に働く。それが逆張りだからです。
これが逆張りをする時の鉄則。
逆張りで利益が出ていればラッキー。このように考えておいて下さい。
でも実は、成功しやすい逆張りが存在する。
最初に脅しておきましたが、成功しやすい逆張りもあります。
成功しやすい逆張りと、失敗しやすい逆張りの違いとは何でしょうか。
逆張りのイロハ
逆張りには大きく分けて、成功しやすい逆張りと失敗しやすい逆張りがあります。
成功しやすい逆張り
天底に関しては、「あるポイント」に気を付ければ成功しやすいと言えますが
むやみには狙わないで下さい。
失敗しやすい逆張り
これらは絶対にやめて下さい。
逆張りを狙うべきタイミング
主に狙うべき逆張りのタイミングは「押し目買い」です。
トレンドが上方向なのに、一旦戻った。
そして、
- ラインで反発した。(ここ)
- またはその後で高値を越えた。(ここでも良い)
この2つだけでOK。
さらに深掘りしましょう。
大きな時間軸で見た時、その「反発したラインはどの安値を切り上げた押し目」になりますか?
そう。
暴落しているように見えても、
場合によっては長期トレードで押し目買いのタイミングだったりします。
上位足(長期足)の売買ポイントと一致すると、短期足での売買での反発は大きなものとなります。
大きな反発であれば利益を上げやすい。
戻った値位置が長期足での反発ポイントと一致すると、逆張りが成功しやすくなります。
逆張りの基本的な考え方
逆張りはトレンドに逆行します。
そのため、多くのトレーダーが買いだと考えて
ポジションを重ねているところで、売る事になります。
上げ渋り、という言葉をご存知ですか?
トレンドフォロワーがどんどん増えて、皆が上昇して欲しいと思っているけれどなかなか上がらない…。
何故上がらないか?
売る人がいないからです。
そこで、あなたが売る。
そうすると、その売りポジションを損切りにする力で上昇します。
あなたが損をし、皆が儲かる。
では逆張りで勝つにはどうしたら良いか。
逆張りで勝つ簡単な方法は、「トレンドには逆らわない」事です。
トレンド方向と逆へ動いた時がチャンスです。
相場は一方方向へ伸び続ける事が出来ません。
上がれば下がり、また上がりますが
高値掴みのトレーダーを損切りにして再度浮上する時があります。
この下落を見て買うのです。
これを「押し目買い」と呼びます。
つまり、トレンド途中でも一旦反落する瞬間はある、という事。
逆張りのイロハ(種類)まとめ
成功しやすい逆張り
- 天底で買う逆張り
- 押し目買い・戻り売りを狙う逆張り
失敗しやすい逆張り
- トレンドに逆行する逆張り
- 何のラインでもない値位置で行う逆張り
- オシレーターに頼った逆張り
押し目買いが一番成功しやすいと言えます。
トレンド途中の下落なら成功しやすい、と言った方が良いかも知れません。
まずはトレンドを見つけて、その押し目で買う。
これだけを考えていれば良いでしょう。
天底で買う逆張りについて
天底で買う逆張りを成功させるためには、ターゲット(目標値)が分からなければ無理です。
それが天底でなければ「トレンドと逆行する逆張り」に過ぎないからです。
天底を割れてしまえば、
それまで反転するように見えていたとしてもトレンドが続行します。
どうしても天底を割れないならいずれあなたが思い描いている反転となるのですが・・・
反転するためにはその値段で反転するための理屈が必要です。
※ラインをブレイク出来なかった(ブレイク失敗)、ラインへ到達した(目標達成)など
そしてそれらのラインが見えなければ・・・
- ラインを押し目にして反転する可能性が高い事が分からない
- 既にラインがブレイクされ、次の値位置を目指している事も分からない
「トレンドが継続するのか、トレンドが反転するのか」すら分からないという事です。例えば三尊(さんぞん)で下落のチャートパターンが完成した!と言っては高値を越えて行くのです(笑)。
逆張りでは、判断基準がずれていたり曖昧な理由での売買は危険!
トレンド方向に逆行して天底を取ろうというのですから、
相場が反転するための理由に完璧にマッチしたトレード手法を使っていなければなりません。
だからこそ、オシレーターでの逆張りは禁止。
インジケーターは価格を平均化したものがほとんどで、行き過ぎを示すRSIやRCIなども何ら根拠にはなりません。
移動平均線ではもちろん無理です。
※平均値は真ん中の値位置。平均値を越えたから買う、これが基本的な移動平均線の考え方なので、決して天底を取るためのツールではないのです。移動平均線はあくまでも、値動きの大体の方向性や角度を見るためのツールです。
天底で買えるのはフィボナッチやギャン、ピボットなど値位置を示すラインを引けている場合だけです。
しかし、ピボットは反転を示す明確な根拠とはなり得ず、単に利食い目標程度の弱い意味しかないライン。
本当に逆張りをしたいのなら、フィボナッチをマスターする事をオススメします。
安値が出来ても、まだ目標値へ到達していないのなら再度底は割れます。
しかし目標値へ到達しているのなら、反転する可能性があります!
その目標値を出せる唯一のツールがフィボナッチ。
だからフィボナッチを使うべきだという話です。
目標値となるラインを知っていれば天底で買う事が出来ます。
結論
逆張りをするなら、「押し目買い」「戻り売り(下落トレンドの場合)」のみを狙う。
これが基本です。
トレンドに逆行する逆張りは本当に天底を理解しているトレーダーだけがするべきもの。
つまりフィボナッチをマスターした!と豪語出来るのでなければやめておいた方が無難です。
トレンドに逆行するのなら、それが天底でなければなりません。
ちなみに、私はフィボナッチをマスターしているので天底を簡単に取れます。
というよりそれが一番得意です(笑)。
※この時、配信している人の中で私が一番高値から売っていたようですね
逆張りとは?
逆張りは、トレードで「値動きに逆行して買う」事を言います。
ただし、
どの規模の値動きに逆行しており、保有期間をどの程度に定めたか?によってそれは・・・多くの方がイメージする逆張りではなく、
「押し目買い」になります。
そして「押し目買い」はトレードにおいて有効な手段の一つです。
トレードでエントリーする場合、
- 伸びている間、伸びる瞬間に買う
- 押し目買い、戻り売りをする
という2つのパターンが極めて有効なエントリータイミングです。
値動きの方向に逆行する逆張りは、一旦成功しように見えても時間と共に収益が減っていきます。値動きの方向と逆だからです(笑)。※この場合は利食いが重要
しかし、押し目買いであれば話は別。トレンド方向には乗っているから。
押し目買いとは?
押し目買いは、「トレンド方向と逆行する値動きが→元の方向へ戻る時に買う」というトレードスタイルです。
トレンドには逆行していません。
トレンドと逆行した値動きの逆(つまりトレンド方向)へ買うからです。
ただ、トレンド方向へ買っていても、押し目買いは逆張りの一種である事に変わりありません。なぜなら、戻っている間に買うという方法は、その戻りに対しては逆方向だから。
※ややこしいですが(笑)押しが深過ぎれば、損失になりやすいということ。
逆張りのポイントは規模にあり!
『どの規模の値動きに逆行しており、保有期間をどの程度に定めたかによってそれは・・・多くの方がイメージする逆張りではなく、「押し目買い」になります。』と書きましたが、重要な点はその規模です。
例えば、4時間足で上昇トレンドの途中だとします。
しかし、30分足では下落しています。
4時間足は30分足8本分を意味しますので、「8倍長い期間の値動きで上昇トレンド」という事になります。
では、30分足の下落は
あと何時間続くでしょうか。
明確な答えはありません(笑)。ですが、いずれ4時間足の流れに飲み込まれて上昇に転じます。
次の4時間足が陽線になった時点で、下落は上昇へ。
4時間足1本で考えると、30分足8本分なので、
その半分くらいが30分足で逆張りする時の最大保有期間かも知れませんね。
大規模な流れに逆行する小さな流れが終わる時にエントリーする。
次の4時間足が上昇に転じる前に、30分足の逆張りはポジション整理し、トレンド方向へ乗っている方が勝ちやすい。
それこそが「押し目買いのポイントが規模にある」、と書いた理由です。
時間だけではありません。
値幅も重要です!
上げ幅10に対して、何割(3? 5? 7?)戻してから上昇に転じるのか。
これがフィボナッチの基本的な考え方です。
※ここはかなり重要です!
昔私が、10万円以上する教材で学んだのはたったこの観点一つだけでした(笑)。
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結論
逆張りは「値動きに逆行して買う」事だが、規模を変えると・・・
トレードで有効な手段の一つ「押し目買い」になる。
成功する逆張りとそうでもない逆張り
成功しやすい逆張りとは何か
これまで「逆張りのイロハ」「逆張りとは」でご説明してきた通り、
逆張りを成功させるにはまず「押し目買い」が出来るようになる事が先決です。
大底で買ってやろうだとうか、大天井から売り叩いてやるぞ!だとか
無理な考えを捨てる事です。
上位足の方向へ買う、という前提のもと、下位足による逆行の逆を取る。
これが成功しやすい逆張りです。
逆の逆は正ですね(笑)。
失敗しやすい逆張りは何か
失敗しやすい逆張りとは
トレンドに逆行する逆張り、何のラインでもないところで行う逆張りでした。
もう一つ。決して陥ってはいけないゾーンがあります。
RSI、CCI、RCIなどのオシレーターで逆張りする事です。
値動きは買われ過ぎたから反転するわけではなく、
売られ過ぎたから反転するわけでもありません。
これらのオシレーターで分かるのは天底ではありません。
売られていた価格が戻って来た時にようやく、「戻って来た事が分かる」だけ(笑)。
マイナス圏にあるのなら、さらにマイナス圏へ行くのが相場です。
RCIによる買い場とは、下落トレンドが継続真っ最中の時。
売られ過ぎているから下落トレンドが発生しているわけであって(笑)、売る理由ではあるにせよ、買う理由にはなり得ないのです。
売られ過ぎが解除されて、随分戻って来てからようやくRCIでも戻って来た事が分かるでしょう。
しかし、それで天底が取れると思われますか?
不可能です。
値が戻る前にオシレーターで買うという、馬鹿げた考え方でトレードしていると、
市場にお金をばらまく事になり兼ねませんので絶対にやめましょう。
超高確率で負けるトレードが、オシレーターによる逆張りです。
ラインで逆張りをする方法
- 上位足の流れと逆行する下位足の流れを見付ける
- 反発するラインへの戻りを見付ける
この2つがラインを使って逆張りをする時に重要な考え方です。
説明して行きます。
値動きは目標値まで行こうとし、目標値へ付いたから反転します。
その環境認識として「上位足の方向性には沿っている」事を確認しておく必要があります。
よって、少なくとも上位足の方向を見ておいて
- 下位足の目標値を幾つか達成した、
- または上位足のラインへぶつかった。(ここで上位足の方向へ飲み込まれる)
この2つで逆張りをするのです。
上位足の流れが上である時(アップトレンド時)に、下位足で下落していたとします。
- 下位足の下落目標値になるライン(フィボナッチ)で買う
- 上位足のラインで買う
この2つを理解すれば、押し目は簡単に買えます。
言い換えると
- 短期の下落目標値へ到達した
- 強い、上位足のラインで反発した
このいずれかで買えば、簡単にラインで押し目買いが出来るという事です。
上位足での重要な高値安値は売買ポイントとして意識されます。
これらにプラスして考えてほしいのが、フィボナッチの割合。上位足で引いたフィボナッチは極めて意識されます。
上位足で何割戻したのか?
一度考えてみて下さい。
結論
- 逆張りを成功させるためにまず「押し目買い」を徹底してマスターするべき
- 天底を取るためには上位足で押し目になり下位足で底になるポイントで買う
- ラインで逆張りをするには下位足の目標値達成または上位足のラインにぶつかって反転したのを確認して買う
※3の「上位足のライン」とは以前の高値安値、またはフィボナッチのこと。
この3番がめちゃくちゃ重要です。
分かっているトレーダーをほとんど見たことがありませんが(笑)。
だからこそ、私が日本で一番天底を取れるトレーダーなんだと自覚しています。
(この部分だけいつも調子に乗っています)
※大きな流れを見よう!反転ポイントはいつもフィボナッチですよ
逆張りと順張りの違い
逆張り家の目線でそのメリットデメリットをお話します。
押し目買い・戻り売りの実際のやり方
逆張りというと、危険な印象があると思います。
しかし、幾つもの手法があります。
逆張りは正しく行えば早々と安全なポジションになり、利食いを早めに行う事で有効なトレードとなります。
逆張りトレーダーとしてこれからやって行きたい!という場合は是非お役立て下さい。
天底が分かる事のメリットは計り知れないでしょう。
- 買ったらすぐに反転し、安全なポジションになる。
- 利食いする時は丁度天井で利食い出来る。
メリットは大きい。ただし、実際にやるのは難しいのです。
しかし、フィボナッチを使うなら話は別。
逆張りの一例を挙げます
この週の流れは下でした。
そして日ごとに天井や売買ポイントがあります。
これ以上は上昇出来ないラインがありますので、売り戻された事を確認して売るだけ。
どうでしょうか。簡単ですよね?
完全にオリジナルですが、
相場はいつもこのセオリーの通りに動いています。
※やり方自体はこの文章は教材ではないので教えません。
※この売買手法については勝ち方実戦編LESSON22「極み」というデモをご覧下さい。
このチャートは商品先物の市場ですが、為替や株価指数などでも同じように売買出来ます。
※たまたま本日の相場を切り取っただけ。この日やこの市場が特別なのではなく、
この手法さえ知っていれば多くのFX/CFD市場で同じような売買が可能!
これまで逆張りのコツで話してきた事を考えて頂ければ、この売買の意味は分かります。
つまり、
- 今週の流れが下なのに上昇している。
- だから絶好の売り場になる。
より小さな時間軸での上昇はいずれ、大きな下落の流れに飲み込まれる。
上昇が下落に転じる値位置はこのどちらか。
- 上昇目標値
- 上位足でポイントになる値位置
結論;フィボナッチを使えば天底は取れる。
結論は、「フィボナッチ」を使えば、天底は取れるという事です。しかも簡単に。
だから、逆張りをするならフィボナッチは必須。
もっとも、上記した写真のトレード手法は普通のフィボナッチではありません。
私が編み出した、ほぼ毎日登場する!強烈な売買ポイントです。
こちらもチェック
※リマスターコースか、デイトレードマスターコースで学べます。
逆張りに適したツール
逆張り向けツールはこれ!
逆張りに適したツールとは何か?
もう10年近く教えている逆張りに最も適したツールがあります。
逆張り向けツール基本
- フィボナッチリトレースメント
- ギャンリトレースメント
- フィボナッチファン
- ギャンファン
- フィボナッチエクスパンション
逆張りをする時に考えるべき事は次の3つ
まずは相場構成と方向です。
- 上位足でどちらへ向かっているのか。
- その目標値は?
- 今はどの段階か。
上位足の方向性がはっきりした時に、下位足で売買した方が上手く行きやすいでしょう。
■ギャンファン・ギャンリトレースメント
持ち合いの時はギャンファンを使うとGOOD!
幅広いエリアに対応し、上下に引けばレンジ幅と上昇下落のトレンドラインを同時に表してくれます。
トレンドが出ていたら、下位足で押し目を狙います。
この時、フィボナッチリトレースメントの基本では買うべき値位置が2つ。どちらかで押し目を拾います。
色々やり方はありますが、例えばこの2つのツールでも「トレンドと持ち合い、その両方」に対応出来ます。
「トレンドの押し目を捉えられない」、とか「持ち合いになると負けがかさむ」という場合は
リトレースメントとギャンファンを併用してみて下さい。
こちらも併せて読みたい
※この基本的なギャンの売買手法を学ぶにはこちら ギャン大事典とは
■フィボナッチファン・フィボナッチエクスパンション
この2つのツールは、順張り逆張り共によく機能します。
この組み合わせなら「極意書ストラテジーズ」。私の著書です(笑)。手前味噌ですが、ファンとエクスパンションを使った手法の説明としてはこの本が完璧だと考えています。
ある市場の週足です。重要なこの2つのラインがありますね。
エクスパンションは横のラインで、ファンは斜めのラインです。
フィボナッチエクスパンションとフィボナッチファンがある。だからそこまで戻り、到達後に反落する。
そんな事も知らないと、値動きが分かるわけがありませんよね。
で、ファンを抜けた時は上昇が継続。
ファンを抜けられなければ反転下落と見て売ります。
同時に横のライン、「エクスパンションの値位置まで戻り売りポイントを作りに上昇している」という側面もありますので、このラインブレイク可否もチェックしましょう。値位置は売買ポイントにもなります。
なお、エクスパンションの使い方は、大体のトレーダーが間違えています。非常に残念です。
最後はこちら。
逆張りの心構え・考え方
逆張り家、逆張りトレーダーに相応しい心構えとは何でしょう?
リスキーな
暴落時の安値で買うという逆張りでさえ、ある観点から見たら明確な理屈を持って買えるようになります。
山勘じゃなく(笑)。
※逆張りとはこのレベルで読める必要がある技術です。そのスキルは教えられますのでご安心を。
逆張り投資家になろう!
- 逆張りが出来る≒天底が取れる
- 順張りが出来る=天底は取れない
逆張りが出来るなら「≒(ニアリーイコール)」で天底は取れると言えます。
全員が天底が取れるわけではないけれど、その中の一部の人間が天底を牛耳ります(笑)。
なぜ反転する?「その値位置を知っている人間が反対売買するから」、です。
私は主にこれを教えています。
チャートが反転するには2つの理由があります。
- 順張りトレーダーが利食いした
- 逆張りトレーダーが新規で売った
これまでポジションを持っていたトレーダーがその値位置で利食いすると、その分トレンドは弱り、下落しやすくなります。
新規で売りが入ると、当然下落しやすくなります。
だからこの2つ。
新規売りの場合は、売り指値が沢山入っている値位置というものがあって買いのトレーダーも警戒します。売り指値が大きな金額なら、上昇が止まって反落してしまうからですね。
逆張りは売り指値が入っている値位置で売る(シンプル)。
または、買い指値が入っている値位置まで下がった時に買う。
■なぜ逆張りが可能なのか。
それは天底になる値位置を知っているから。値位置で反発や反落は起こります。
■なぜ天底になる値位置を知っているのか。
チャートに書いてあるから。
■ん?チャートにどう書いてある?
フィボナッチを引いたら、そのラインが浮き出て来ます。
だから、フィボナッチの値位置で逆張りをすると
その値位置に既に入っている指値と相まって反転しやすいので逆張りでも値幅が取れる、
ということ。
順張りが出来ても、決して天底は取れません(笑)。
天底を取るためのコツは一つ。反転する値位置を知る事。
これさえ出来れば、天底は取れます。
そして天底が取れるなら、逆張りを成功させられるというわけ。
天底が取れるようになれば押し目買いはさらに容易いですよね。
あなたも今日から逆張り家になりませんか?
天底を取ろう!
天底はオセロで言うところの角。
それ以上は行かないので、天底です。
大底で買っていれば当然のように上昇して利益を生みます。
天井から売れば、誰もあなたのポジションを脅かしません。
天底を知っている=お金を生む
です。
しかし難易度は高め!
大底や大天井を捉える事の難しさとは何か。
それは『損切りを置けない』事。
通常、損切りは買いなら前の安値や底に置きます。
ダウ理論なら切り下げれば下落継続、切り上げ続ければ上昇が始まっていると認識されるからです。
その損切りを置くはずの底で買うわけですから(笑)、損切りを置く値位置がないのです。
そこで!「天底はさすがに難しいよ」という方に
オススメなのが「2番底」です。
2番底は黙って買え!
という相場格言があるように、常に天底ではなく
2番底狙いなら難易度はぐっと下がります!
底に損切りを置き、黙って買えば良いのですから。
この格言通りに、
2番底を捉えられるトレーダーになりましょう!
これが出来るだけで、あなたは
十分過ぎるほど優秀な逆張りトレーダーです。
2番底くらいは買えるように、よくチャートを見ておきましょう。
以上で、逆張りのコラムを終了とさせて頂きます。
ありがとうございました。