長期トレードの1番のメリットは、やはり
利幅が大きいこと。
長期間ポジションを置いている内に、
自分が思っていたよりも利益が伸びていた!
なんてことも。
これは長いトレンドが続いた時に起こります。
そして、2番目のメリットとして、
一回トレンドに乗ったら損切りに合いにくいこと。
値位置が離れていくので、損切りまでが遠い状態でポジションを持てます。
つまり、長期トレードでは一旦値幅が出たらリスクが低くなりますが、
短期トレードでは毎回損切りに合うリスクにさらされることになります。
この点が長期トレードのメリットだと言えます。
長期トレードのデメリットの1つは、
時間リスクにあります。
必ずしもトレンドが起こるわけではなく、「一旦上昇した相場が元の値段まで戻る」ということは日常茶飯事。
※確かに値が離れているので損切りにはなりにくいが、放置していればいつかは戻って来る。
また、トレンドが発生しなければ持ち合いか逆方向なので戻って来る。
2つ目のデメリットとして、
勝率が低いこと。
トレンドフォローの勝率は30%程度が平均。
といった報われない期間の方が多い。
さらに長期予測を読み誤った場合、長い間待った挙句、損切りに合ってトレードが終了することも。
※スワップ金利がマイナスの方向へ保有すると、FXやCFDではその間に手数料が積み重なり、さらに悲惨なことに。
FXのスワップ金利やCFDのオーバーナイト金利は無料のところもある!
CFDで株価指数のオーバーナイト金利が無いのは「クリック証券CFD」。※FXではXMの極(きわみ)口座がスワップポイント無し。
CFDのデメリットである長期保有コストがほぼ無い証券口座を使えば、
投資信託の10倍のコストパフォーマンスが手数料無しで得られます。
クリック証券のホームページには次のように記載があります。また、電話確認済みです。
株式CFDや金スポット、銀スポットなどの銘柄は、金利調整額の受け払いが発生します。
金利調整額(オーバーナイト金利)とは、ポジションを翌営業日に持ち越した場合に生じる金利のことで、CFDのポジションを作る際の対価として生じます。
買いポジションを保有して、翌営業日に持ち越すと金利の支払いが発生するのが一般的です。
‐金利調整額(オーバーナイト金利)クリック証券
つまり、株価指数CFDにはオーバーナイト金利がないのです。先物のつなぎチャートなので、時々レートが飛びますがその分の金額は修正されます(価格調整額)。
※証券会社のその他の情報は「基本‐最初の登竜門」をご覧下さい。
長い期間保有することでトレンドに乗り、
利益を最大限伸ばすことが長期トレンドフォローの目的です。
完全にトレンドが終わって、
下落トレンドに変わったと言えるだけの状況が揃うまで辛抱して待っていましょう。
株価指数を取引するのがお勧め。
株価指数は株価の平均ですから、マーケットの雰囲気の良い時は安定して持っていられます。
※株価指数CFDやETFなど※ETF=上場した投資信託
→景気が良いこの状態を「リスクオン」と呼び、投資資金は株価指数などへ集まる。
日本だけではなく、海外の例えばアメリカの株価指数で有名なS&P500やNYダウなども保有することが出来ます。
ご存じの通り、海外株の上昇は一旦出たらとてつもない上昇になることがあります!
FXで同じことをやっても、上手く行かないケースもありますが、株、株価指数などは買いの力が強いので、下落後の反発が大きなものになりやすいのです。
そして伸びる時は順当に伸びて行きます。
私の友人で、ホールド力が凄い奴がいます。
彼は安値でとにかく買う、というスタイル。
一度FXで800万円位飛ばしましたが、その後、株で1000万円以上取り返していました。
長期保有や短期トレードかによって選ぶべき市場もある。ということです。
忍耐力があると思うのであれば、
あなたもこのような投資スタイルが向いているかも知れません。
→下落後の押し目買いはFXではなく株価指数こそ、報われる事が多い商品。
長期トレンドに向いている人は、「待てる」人です。ズバリ。
一度買ったら、後は放置し、利益が出てそれがまた減ったとしても
気にせず、保有し続けることが出来る人。
相場は上下します。調子の良い時もあれば、悪い時もあります。
それでも信じて待てる人。
待つというのは、エントリー後のことだけではありません。
エントリーする時も辛抱強くチャンスが来るのを待つ必要があります。
相場は長い持ち合いがあった末に、最高の上昇があります。 その持ち合いの間ずっと待っていられなければ、最高のポイントでのエントリーは無理です。
待って待って待てる人が、一番良いところでポジションを取れるのです。
このような人が向いています。
ということで、
「長期と短期の向き不向き」についてお話してきました。
生活スタイルや性格によって取るべき戦略がまるで異なります。
買うか、売るか自体も変わってきます。
まずは単純に、「短期か、それとも長期か」で考えてみて下さい。
その間の中長期という微妙な選択もあります。
どっちつかずの人はこの中長期を選ぶのも手かも?(笑)
4時間足や8時間足辺りがそう呼ぶにふさわしいでしょう。