長期トレードの1番のメリットは、やはり利幅が大きいこと。
長期間ポジションを置いている内に、自分が思ったよりも利益が伸びているということ。
これは長いトレンドが続いた時に起こります。
そして、2番目のメリットとして、一回トレンドに乗ったら損切りに合いにくいこと。
値位置が離れていくので、損切りまでが遠い状態でポジションを持てます。
短期トレードでは、毎回損切りに合うリスクにさらされることになります。
長期トレードのデメリットの1つは、時間リスクにあります。
必ずしもトレンドが起こるわけではなく、一旦上昇した相場がもとの値段まで戻るということは日常茶飯事。
2つ目のデメリットとして、勝率が低いこと。
トレンドフォローの勝率は30%程度が平均。
持ち合いの期間は思ったよりも長く、持ち合いの間利益が上がらない、トレンドが出る前に損失を生み出すといった報われない期間の方が多い。
さらに長期予測を読み誤った場合、長い間待った挙句、損切りに合ってトレードが終了することも。
長い期間保有することで、トレンドに乗り、利益を最大限伸ばすことが長期トレンドフォローの目的です。
完全にトレンドが終わって、下落トレンドに変わったと言えるだけの状況が揃うまで辛抱して待っていましょう。
CFDで株価指数を取引するのがお勧めです。
株価指数は株価の平均ですから、マーケットの雰囲気の良い時は安定して持っていられます。
日本だけではなく、海外の例えばアメリカの株価指数で有名はSPX500やNYダウなども保有することが出来ます。ご存じの通り、海外株の上昇は一旦出たらとてつもない上昇になることがあります。
長期トレンドに向いている人は、「待てる」人です。ズバリ。
一度買ったら、後は放置し、利益が出てそれがまた減ったとしても気にせず、保有し続けることが出来る人。
相場は上下します。調子の良い時もあれば、悪い時もあります。
それでも信じて待てる人。
待つというのは、エントリー後のことだけではありません。エントリーする時も辛抱強くチャンスが来るのを待つ必要があります。
相場は長い持ち合いがあった末に、最高の上昇があります。
その長い持ち合いの間、ずっと待っていられなければ、最高のポイントでのエントリーは無理です。
待って待って待てる人が、一番いいところでポジションを取れるのです。
このような人が向いています。
ということで長期と短期の向き不向きについてお話してきましたが、
生活スタイルや性格によって取るべき戦略がまるで異なります。買うか、売るか自体も変わってきます。
まずは単純に、短期か、それとも長期か。
で考えてみて下さい。
その間の中長期という微妙な選択もあります。
どっちつかずの人はこの中長期を選ぶのも手かも?(笑)
4時間足や8時間足辺りがそう呼ぶにふさわしいでしょう。