トレード手法の種類
細かな手法の前の、「トレード手法の概念」。
売買タイミングは3つしかない。
トレード手法の種類
トレード手法とは
『どのタイミングで売買するか』『どこからどこまでの値幅を獲りに行くか』という事です。
値動きのパターンによって、トレードで獲れるところは決まっています。何も難しい話ではなく「取りやすい所を取る!」という考えで良いのですが、値動きのパターンは決まっています。
そして、トレーダーが取れるところも・・。
ブレイクアウト
分かり易い例としては『高値を更新したら、さらに上に行く』。(笑)
当たり前ですが。
それを見込んで、高値を更新する時に買いを入れる手法をブレイクアウトといいます。
つまらないかもしれませんが、基本なので説明していきます。
なお、こんな簡単なことが高額な教材になっていたりすることがあるのでご注意を(笑)。
この手法の問題点は、高値を越えたところで一旦または しばらく 下落することがあること。
しかしながら、『トレンドが継続するのであれば結局は同方向へ進む』という考え方が出来ます。
- 少し長い目で見て、その後の上昇を買っておく。
- 空売りの場合(下落相場では安値割れで売る)も同じ。
ブレイクアウト後にすぐ利食いする方法もある。
もう一つの考え方として、
『高値を越えた時の一旦の伸びを買ってすぐ利喰う』という手法があります。
※状況をよく読まないと、そうなるとは限りませんが・・。
以上がブレイクアウトの解説でした。
これは私はあまり使わないのでこんなところで。
もっと有利な値位置で買ったほうが良いですから。
なお、私がブレイクアウトで買う時は「フィボナッチのラインを越えたところ」で買います。高値越えではありません。レートが悪すぎますし、ブレイクした後で一旦戻ることが多いからです。
※ただし、「フィボナッチのラインブレイク」は少し都合が異なります。またそれは後ほど。
(ちなみに、スリースタータードットジェーピーはフィボナッチトレーディングの専門家として10年以上教えている業者です)
オーバーシュート
その他に、暴落時にその大底で買いを入れて、上昇したところで利喰いをする、オーバーシュートという手法があります。
この手法の問題点は『値位置が読めないと、ただただ損をすることになる』ということ。
暴落時に買いを入れたら損をするのが当たり前なことはお分かりかと思います。(笑)
ですから危険だと思われることでしょう。
ですが、どこまで暴落するかが読めたとしたら?
そういうことです。
オーバーシュートを使うには底値をピッタリ当てる必要がある。
ちなみに私はこれを息をするがごとく普通に出来ます。
もちろん読みが正確である必要がありますが、いつもやっているので特に問題はありません。
※要するに、天底で売買する技術があれば良い。スリースタータードットジェーピーで教えている技術は日本で一番天底ギリギリの値段を当てられる。
(挑戦者がいるなら受けるが、今まで10年以上営業して来てこのジャンルで負けた事はない)
押し目買い・戻り売り
一番有力(だと私が思っている)トレードスタイルは、押し目買いと戻り売り。
これが基本になるでしょう。
- 押し目買い=上昇中に一旦下落したところ(押し目)で買う。
- 戻り売り=下落中の一旦の上昇(戻り)を売る。
こうすることで(上手く行けば)安全に流れに乗れるわけですね。
※ただし、上手く行かなければ、そのまま逆方向に持って行かれますよ(笑)。
押し目買いとオーバーシュートは「どこまで戻るか」が分からないと出来ません
そうでない限り、戻りすぎてしまうわけですね。
厳密には「押し目買い・戻り売り」をトレード手法と位置付けて良いのかは何とも言えません。当たり前すぎますので。
ですが基本こそ重要ではないでしょうか。
上昇中に押し目買い、下落中に戻り売る。
これが普通に出来ていれば、ブレイクアウトで買うのがバカらしいとご理解頂けるはずです。
※ただし、「ブレイクアウトで買うしかない」という相場も存在しますよ
押し目買いはフィボナッチとギャンで実現可能です!
もちろん他のツールでも可能ですが
最も美しい形で、このトレードを成立させることが出来る。
※フィボナッチリトレースメント、エクスパンション、チャネル、フィボナッチファン、そしてギャンファンなど
つまり、丁度下落が止まるところで買えるというのがフィボナッチトレードの普通です。
私は主にこれを使っていますし、人に薦めるとしてもやはりこれでしょう。
なぜか。
何も一番高い所で買うブレイクアウトなどを使わなくても、
一番安い所で買うオーバーシュートや、押し目買いをしたら良いのではないですか?
どこで反発するのかが分かっているのであれば、安い所で買えば良い。
それが分からないから、ブレイクアウトなどの『高値を越えたら買う』という安全策を取るのですから。