トレンドに終わりはあるのでしょうか。いつまでも続くように思えるかも知れません。しかし、目指している目標値というものがあります。目標値はラインによって特定出来る!そのラインとは…
今回は「フィボナッチリトレースメントを使えばトレンドがどこまで進むか?が分かる」という話です。
リトレースメントを正しく使えるようになれば、あなたにもトレンドの目標値は明確に見えます。
ただし、普通の個人投資家には残念なら
全く見えていないようです。
なぜならラインは引かなければ見えませんからね(笑)。当たり前ですが。
インジケーターなら設定すれば、勝手に出ますから
そのツールを設定している皆が見えています。
しかもひねるより、より多くのトレーダーが使用するであろう共通の設定値を使った方が上手く機能します。
例えば、移動平均線ならSMA(単純移動平均線)で200MAとかね。
せいぜいEMAくらいまでにしておいた方が良いですよ(笑)。それも危ない。
SMAで皆が買っているのに、EMAにしたせいで値段が随分ずれてしまいますから。
ただ、ラインはそうではないですね。
ラインは自分の手で引く必要があります。
なるほど、引けますか。ですが
どうしてそれが正しいと言い切れるのでしょう。
まさか、あなたが引けるラインとは
「水平線とトレンドライン」ではないでしょうか。
残念ながらそれだけでは駄目なのです・・。
前の高値安値の値位置を横に伸ばした。(これが水平線)
現実はこうです。
水平線を引ける高値安値が出来た”理由”があります。
お察しの通り、それが「フィボナッチ」。
そして、今の値動きにおいても
向かっているのはフィボナッチの値位置です。
これがフィボナッチが目標値だということ。
→フィボナッチを引かないと、過去に反転した理由もこれから反転するであろう値位置も分からない。
トレンドで押し目買いをして丁度良い高値で利食いするには、次の3点が分かるラインを引く必要があります。
これらのラインの引き方が分かると、正確な利食い目標値を設定出来ます。
利食い目標(トレンドの目標値)があれば、
「まだ目標到達していないからトレンドは終わらない!」という安心感があるので買える。
トレンドがまだ終わっていないのだから、上昇途中でも買えますね。※これを『上値余地がある』、とも言います。
トレンドが崩れるポイントが分かればギリギリで押し目買いが出来る。
また、目標到達後の反転も(これは逆張りですが)狙えます。
これらのラインを出すには「フィボナッチリトレースメント」と「フィボナッチチャネル」を使います。
→この目標値の出し方について詳しくは「値動きのルール2」へ
これがリトレースメントの使い方です。
とは言え、もう何年も前に教えたフィボナッチ手法ですが、これを発見した時は『何を今まで見ていたのだろう・・』と、愕然としました。
※今では値動きのルール3までありますが、今でも私はよく使います。
今回のテーマは
「フィボナッチリトレースメントを使えばトレンドがどこまで進むか?が分かる」。
つまり、
「トレンドの目標値、トレンドが崩れているかの確認、押し目買いすべき値位置」この3点が分かるラインを引けば良いのです。
水平線では無理なので、
フィボナッチリトレースメントとフィボナッチチャネルを使います。
この動画を観れば、ほぼ何を言いたいかが分かるでしょう。
という動画です(笑)。
これを発見した時は、「そうだったのかあ」「何を今まで見ていたのだろう・・」と、愕然としました。
これが分かると、
『どこまではポジションを残しておける。まだ持っておこう。』という「利食い目標値」を設定出来ます。利食い目標があれば、まだ到達していないからトレンドは終わらないという安心感があります。
そして万が一、「トレンドが伸び過ぎてしまった。最高値ではないところで利食いした。」としても、
予定していた大きな値幅で利食い設定していれば、『まあ悪くない』という気持ちになれますね。
次に、逆張りの方。
逆張りでは上昇中の一旦の下落で買うわけですが、押し目買いのチャンスはどの値位置にあるか?が分かります。跳ねるのは当然、フィボナッチリトレースメントです。
『トレンドが目標値へ到達したら、反転を取りたい!』
そういう方は、「どこまで行くのか?」を知っていなければ無理ですから。
目標は正確に出せた方が良いですね。
最近の研究では
「結局(笑)フィボナッチリトレースメントがトレンドの目標値という意味においては一番良い」、という結論に達しました。
エクスパンションも良いのですが、
いざトレンドが始まったらリトレースメントが最高です。
という事で、次のページで
この2つのツールを詳しく解説します。
※リンクはホームページの記事。引き方の基本を学べます。
順張りが「ある程度値が進んでから買うトレードスタイル」だとしても、何も知らなければ高値掴みになるだけです(笑)。高値掴みを避けるために『どこまで伸びて折り返すのか?折り返したらどこまで戻るのか?』を把握しておきましょう!
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