逆張りのイロハ

逆張りには大きく分けて、成功しやすい逆張りと失敗しやすい逆張りがあります。

 

成功しやすい逆張り

  • 天底で買う逆張り
  • 押し目買い・戻り売りを狙う逆張り

天底に関しては、「あるポイント」に気を付ければ成功しやすいと言えますが

むやみには狙わないで下さい。

 

失敗しやすい逆張り

  • トレンドに逆行する逆張り
  • 何のラインでもない値位置で行う逆張り
  • オシレーターに頼った逆張り

これらは絶対にやめて下さい。

 


逆張りを狙うべきタイミング

主に狙うべき逆張りのタイミングは「押し目買い」です。

 トレンドが上方向なのに、一旦戻った。

 そして、

  1. ラインで反発した。(ここ)
  2. またはその後で高値を越えた。(ここでも良い)

 この2つだけでOK。

 さらに深掘りしましょう。

 

大きな時間軸で見た時、

その「反発したラインはどの安値を切り上げた押し目」になりますか?

 

そう。

暴落しているように見えても、

場合によっては長期トレードで押し目買いのタイミングだったりします。

 

上位足(長期足)の売買ポイントと一致すると、

短期足での売買での反発は大きなものとなります。

 

大きな反発であれば利益を上げやすい。

 

→つまり、トレンドが上方向で、一旦戻った時に買う。

戻った値位置が長期足での反発ポイントと一致すると、逆張りが成功しやすくなります。

  


逆張りの基本的な考え方

逆張りのイロハ

逆張りはトレンドに逆行します。

 そのため、多くのトレーダーが買いだと考えて

ポジションを重ねているところで、売る事になります。

 

上げ渋り、という言葉をご存知ですか?

 トレンドフォロワーがどんどん増えて、皆が上昇して欲しいと思っているけれどなかなか上がらない…。

 

何故上がらないか?

 

売る人がいないからです。

 

そこで、あなたが売る。

そうすると、その売りポジションを損切りにする力で上昇します。

 

あなたが損をし、皆が儲かる。

では逆張りで勝つにはどうしたら良いか。

逆張りで勝つ簡単な方法は、「トレンドには逆らわない」事です。

 

トレンド方向と逆へ動いた時がチャンスです。

 

相場は一方方向へ伸び続ける事が出来ません。

上がれば下がり、また上がりますが

高値掴みのトレーダーを損切りにして再度浮上する時があります。

 

この下落を見て買うのです。

→トレンドフォロワーが損をするタイミングで買う。

 これを「押し目買い」と呼びます。

 

つまり、トレンド途中でも一旦反落する瞬間はあるという事。

 


逆張りのイロハ(種類)まとめ

 

成功しやすい逆張り

  • 天底で買う逆張り
  • 押し目買い・戻り売りを狙う逆張り

 

失敗しやすい逆張り

  • トレンドに逆行する逆張り
  • 何のラインでもない値位置で行う逆張り
  • オシレーターに頼った逆張り

 

押し目買いが一番成功しやすいと言えます。

トレンド途中の下落なら成功しやすい、と言った方が良いかも知れません。

まずはトレンドを見つけて、その押し目で買う。

これだけを考えていれば良いでしょう。

  

天底で買う逆張りについて

天底で買う逆張りを成功させるためには、ターゲット(目標値)が分からなければ無理です。

それが天底でなければ、「トレンドと逆行する逆張り」に過ぎないからです。

 

天底を割れてしまえば、

それまで反転するように見えていたとしてもトレンドが続行します。

 

どうしても天底を割れなければ、いずれあなたが思い描いている反転となるのですが・・

 反転するためにはその値段で反転するための理屈が必要です。

 

 ※ラインをブレイク出来なかった(ブレイク失敗)、ラインへ到達した(目標達成)など

 

そしてそれらのラインが見えなければ・・・

  1. 今は「ラインを押し目にして反転する可能性が高い」と気が付かない
  2. 既にラインはブレイクされ、次の値位置を目指いる事にも気が付けない

トレンドが継続するのか、トレンドが反転するのかが分からないという事。

 

例えば『三尊(さんぞん)で下落のチャートパターンが完成した!』と言っては、高値を越えて行くのです(笑)。


逆張りにおいては、判断基準がずれていたり、曖昧な理由での売買は大変危険。

 

 トレンド方向に逆行して天底を取ろうというのですから、

相場が反転するための理由に完璧にマッチしたトレード手法を使っていなければなりません。

 

だからこそ、オシレーターでの逆張りは禁止。

 インジケーターは価格を平均化したものがほとんどで、行き過ぎを示すRSIやRCIなども何ら根拠にはなりません。

 移動平均線ではもちろん無理です。

 

※平均値は真ん中の値位置。「平均値を越えたから買う」これが基本的な移動平均線の考え方なので、決して天底を取るためのツールではないのです。
移動平均線はあくまでも、値動きの大体の方向性や角度を見るためのツールです。

 

天底で買えるのはフィボナッチやギャン、ピボットなど値位置を示すラインを引けている場合だけ。

しかし、ピボットよりもフィボナッチをマスターする事をオススメします。後に「デイトレードのコツ」でご紹介する手法などがそうですが、ピボットよりも精度が高いからです。

 

→本当に逆張りをしたいのなら、丁度天底になるポイントにラインを引きたいのなら・・

フィボナッチを究めればOK。

 

なぜなら私自身が(そして会員様の中にも出来る人がいる)天底丁度でエントリーする事を得意としているからです。天底が分かればその後の展開は楽ですよ~。

 

2022年10月のドル円
2022年10月のドル円

※この時、配信している人の中で私が一番高値から売っていたようですね


目標値となるラインを知っていれば天底で買う事が出来ます。

  1. 安値が出来ても、まだ目標値へ到達していないのなら再度底は割れます。
  2. しかし目標値へ到達しているのなら、反転する可能性があります。

その目標値を出せる唯一のツールが、フィボナッチ

 

だからフィボナッチを使うべきだという話です。 

結論

  • 逆張りをするなら「押し目買い」「戻り売り(下落トレンドの場合)」のみを狙う。これが基本。
  • トレンドに逆行する逆張りは天底を理解しているトレーダーだけがするべきもの。危険なので。

『フィボナッチをマスターした!』と豪語出来るないなら、逆張りはやめておいた方が無難です。

トレンドに逆行する以上、それが本当に天底でなければなりません。

 

ちなみに、私はフィボナッチをマスターしているので天底を簡単に取れます。

というよりそれが一番得意です(笑)。

 

→どうして反転するのか?どこで反転するのか?が分からないなら、
トレンド方向に沿って押し目買いをしましょう。

 

※そもそも逆張りとは何なのか?原点に返って考える、という話です

逆張りとは?
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