逆張りには大きく分けて、
成功しやすい逆張りと失敗しやすい逆張りがあります。
成功しやすい逆張り
天底に関しては、「あるポイント」に気を付ければ
成功しやすいと言えますがむやみには狙わないで下さい。
失敗しやすい逆張り
これらは絶対にやめて下さい。
主に狙うべき逆張りのタイミングは「押し目買い」です。
トレンドが上、一旦戻った。
ラインで反発した。(ここ)
または、ラインで反発して高値を越えた。(ここでも良い)
この2つだけでOK。
しかし、順調な時の株価指数などはこれだけでも良いですが、FXには上も下もありません。
FXで(我が国から見て)下落相場なら、「戻り売り」を狙います。
※この説明は分かりやすいですよね(笑)
ドル円が下落していれば、アメリカから見たら円ドルが上昇しています。
天底は、
トレンドが終わる値位置が分かっていなければ取れません。
知ってるよ!という方は狙えば良いですが、
トレンドがどこで終わるのかを知らないのなら
天底で逆張りを狙うのはやめておいた方が無難です。
どうしても大底で買いたい!という方には
この方法をお伝えします。
さらに大きな時間軸で見た時、
その安値は、
どこの安値を切り上げた「押し目」になりますか?
そう。
暴落しているように見えても、
場合によっては長期トレードで押し目買いのタイミングだったりします。
※あなたが長期トレーダーでなければ
ただの無茶な逆張りになるのですが(笑)。
逆張りはトレンドに逆行します。
そのため、多くのトレーダーが買いだと考えて
ポジションを重ねているところで、売る事になります。
上げ渋り、という言葉をご存知ですか?
トレンドフォロワーがどんどん増えて、皆が上昇して欲しいと思っているけれどなかなか上がらない…。
何故上がらないか?
売る人がいないからです。
そこで、あなたが売る。
そうすると、その売りポジションを損切りにする力で上昇します。
あなたが損をし、皆が儲かる。
では逆張りで勝つにはどうしたら良いか。
逆張りで勝つ簡単な方法は、
トレンドには逆らわない事です。
トレンド方向と逆へ動いた時がチャンスです。
相場は一方方向へ伸び続ける事が出来ません。
上がれば下がり、また上がりますが
高値掴みのトレーダーを損切りにして再度浮上する時があるのです。
この下落を見て買うのです。
これを「押し目買い」と呼びます。
成功しやすい逆張り
失敗しやすい逆張り
押し目買いが一番成功しやすいと言えます。
トレンド途中の下落なら成功しやすい
と言った方が良いかも知れません。
まずはトレンドを見付けて
その押し目で買う。
これだけを考えていれば良いでしょう。
天底で買う逆張りは、ターゲット(目標値)が分からなければ無理です。
それが天底でなければ、「トレンドと逆行する逆張り」に過ぎません。
天底を割れてしまえば、
それまで反転するように見えていたとしてもトレンドが続行します。
どうしても割れなければ、いずれ逆行して
あなたが思い描いている反転となるのですが、
反転するためにはその値段で反転するための理屈が必要です。
ラインをブレイク出来なかった、ラインへ到達したなど
ラインが見えなければ
が分かりません。
安値が出来ても、まだ目標値へ到達していないのなら再度底は割れます。
しかし目標値へ到達しているのなら、反転する可能性があります。
つまり、目標値となるラインを知っていれば天底では買う事が出来ます。
インジケーターは価格を平均化したものがほとんどで、
行き過ぎを示すRSIやRCIなども何ら根拠にはなりません。
移動平均線ではもちろん無理です。
水平線やトレンドラインは目標値を指し示すものではないため
これらでも天底では買えません。
天底で買えるのは
フィボナッチやギャン、ピボットなど
値位置を示すラインを引けている場合だけです。
逆張りをするなら、「押し目買い」「戻り売り(下落トレンドの場合のみ)」を狙う。