理屈が大事です。
色々な理論があり、その中でもことデイトレードに限定すれば、
時間と値位置でしょうね。
今回は「理詰めで勝つデイトレード」です。
まずはこの話をしておくべきでしょう。※次の項目で時間について、その次でライントレードについてお話します。
一日のボラティリティはどのくらいになるのか?
例えば、FXでドル円なら
これを書いている日の3日前が40IPS、一昨日が50PIPS、昨日は30PIPS程度でした。
小さいですね・・。
ユーロドルは3日前55PIPS、一昨日70PIPS、昨日も70PIPS程度で、こちらの方が大きいですよね。
市場と、タイミングによってどの程度動くかは変わります。
こういう統計をず~っと遡って、計測してみても面白いかと思います。
ざくっと、ボリンジャーバンドで2σがどの辺りにあるのかを見てみてるというのも手です。
または次のような方法を使う事も出来ます。
この方法を使う場合、値動きについて深く考える必要はありません。
あるラインより下に行けば下へ売る。上に行けば買う。
そして、利食い目標値で利食いするだけ。
保有期間はその日中、または翌日まで。
週としての売買なら、その週の内か、※※までと決まっています。
この図は単純に、1日につき2・3本のラインを色分けして引いてみたというものですが
実際は7本くらいありますので、
幾つか余ったとしても完全に利食い損ねるという事はほぼありません。
面白いですよね?(笑)
その日その週にどの辺りまで伸びる可能性が高い、という事が
前日までに決まっているので、当日はそのガイドラインに沿ってポジションを持つだけ。
ボラティリティ小さな日(2日前)は目標値も狭くなっているのがご覧になれるでしょう。
そして緑のライン(3日前のもの)で反落していますね。
それぞれのラインには意味合いがあるのですよ。
この手法が私が開発した「大野が考える現在最強のデイトレード手法1~3」というものです。
このサイトでは「極秘」というページで募集した、トレーダーズオフ会の参加特典でした。
パフォーマンスが気になりますよね。
2020年に出版した「極意書 strategies~ライントレード20の戦略~」という本の戦略として計測しました。
1時間足で約30日間、週4日この売買を続けると
平均で資金は9.5%増、勝率61%、プロフィットファクター1.93、平均利益損失比1:1.29、最大ドローダウン約5%という結果に。
全てを利食い出来るわけではないので、利食い損ねた分が損切りになっている事を考えると、勝率も納得です。
※また、週と月で同じ事をやると(これは4時間足になりますが)、
約60日間で平均資金11.3%増、勝率68%、プロフィットファクター3.22、平均利益損失比1:1.46、最大ドローダウン約3%でした。
この方法ですと、その日の方向性を掴みやすく、
一日のボラティリティを最大限に活かす事が出来ます。
難しい値動きを読み解こう!と頑張らなくても良いのが最大のウリですね。
色んなデイトレードの方法がありますが、
デイトレードや期間を区切ったこれらの方法は
結構面白いので、是非チェックしてみて下さい。